【偏差値47の大学から大阪大学へ編入〜小さな悔しさを忘れずバネにする〜】(武蔵野大学2年/杉崎祐紀)

どうして編入試験を受けようと思ったの?

やっちゃん
そもそも、 杉崎さんのように大学に通いながら編入する決断をした人ってそんな多くないと思うんです。編入試験を受験しようと決意したのはいつだったんですか?
杉崎さん
大学に入学する以前から編入はしよう!って考えましたね。
大学受験で全部の合格発表が出て、武蔵野大学に通うことになりました。

元々、早稲田大学にずっと行きたくて最初は浪人しようとも思っていたんです。
だけど、自分が受験生の時、担当の先生にすごく支えてもらい、私もその辛いことを乗り越える生徒に対して力になりたいと思っていたので大学生になって東進の担任助手として働きたいのもあり、自分の中にかなり葛藤がありました。
そこで色々調べてみて、簡単ではないですが、どちらも叶えられそうな編入試験という方法を見つけました。とりあえず2年間は武蔵野大学に通い、編入試験を頑張ろうと決めました。
やっちゃん
なるほどなるほど。
ただ、受験で失敗しても大学で色々なことに挑戦して頑張る!って選択肢もあったと思います。
それだけ編入してでも違う大学に行こうと考えた理由を教えてください。

杉崎さん
実際に大学に入学してからどこかで周りの雰囲気とのギャップを感じていました。

“ここじゃない”“ここには4年間いれない”

仮に入学して、楽しかったとしても大学を受けるまでの自分の努力が報われなかった事実が悔しすぎました。
ずーっと自分を肯定してあげたかったんです。
今では考え方は変わりましたが、当時の私は受験の失敗で自分の中に出来た溝は”学歴”を求めることでしか埋められないと思っていました。大学でどんなに頑張っても、”学歴”というものは手に入らない。それを手に入れるには大学受験や編入試験で合格するしかない。だから編入してでも違う大学に行くことに執着していたんだと思います。

受験失敗による悔しさ

 

やっちゃん
周りの子達が遊んでいる中、杉崎さんだけ7ヶ月間毎日8hを超える勉強をやり遂た訳じゃないですか。
杉崎さんの中のモチベーションを最後まで絶やさないだけの強い思いがあれば教えてください。
杉崎さん
何か1つの強い思いというか私が最後までやり切れたのは受験に失敗したことによる小さな悔しさの積み重ねだと思います。

私の高校は東京農業大学の附属高校でした。だから内部進学で東京農大に行く子も多いんです。東京農大と武蔵野大を比べた時に武蔵野大の方が偏差値的には下なんですよ。それなら内部進学をした方が良かったのかなと思ったりもしました。

また、高校の中でも1番上のクラスにいんですけどこの結果で、定期テストもいい点じゃなかったし、こんなもんかって周りの人達に思われてそうでむしゃくしゃしていました。

あとは、東進の担任助手って平均すると有名な大学に通っている傾向があります。周囲のスタッフからいい刺激を受けることもあったけどやっぱり劣等感を感じることの方が多かったです。

やっちゃん
確かに、担任助手はMARCH以上の大学生が多かったですね。東進で働いていた時はどんな部分で劣等感を感じていたんですか?
杉崎さん
東進では担任助手一人一人に複数の高校生が振り分けられてその生徒達の担当の先生になります。
1番辛かったのは、“そもそも自分に担当生徒が振られない”ということでした。
勿論、私自身が仕事面で力不足だったことも影響していると思いますが、少なからず自分の学歴も影響してるんじゃないかって思っていました。
担当する生徒の多さが全てではないですし、既に任せてもらっている自分の生徒に全力を注げばいいのですが、周りと比べたら自分は任せてもらえる生徒が少ないなーって歯をくいしばることが多かったです。
それで自分のことを肯定してあげたいという気持ちが更に高まっていたんだと思います。
やっちゃん
積もりに積もった小さな悔しさ達が杉崎さんが最後まで頑張り切れる1つのモチベーションになっていたんですね。

 

大阪大学を目指すまで

受験中使用した参考書

やっちゃん
さっき大学受験では早稲田大学を目指していたとお聞きしました。今回、合格したのは大阪大学ですが早稲田大学から大阪大学に変更をした特別な理由などはあったんですか?
杉崎さん
最初は早稲田を目指そうかとも考えましたが、早稲田は学士編入なので、一度大学を卒業しないと受けられないんです😂。

そこで心理学系統で編入を受け入れてる中だったら1番難しいと言われていた、大阪大学を目指すことにしました。

やっちゃん
編入試験まで7ヶ月しかなかったと思います。いきなり1番難しい大阪大学を目指すことに不安はなかったんですか?
杉崎さん
今の大学とのレベルにギャップがありすぎてやっぱり最初はかなり不安がありました。
予備校の担当の先生に阪大に行きたいと相談したら1番難しいよと言われて本当に大阪大学を目指してもいいのかなって気持ちも拭えなかったです。
でもそんな時に予備校であるテストを受けたんです。これがその時のテストです↓

大阪大学への強い意志が固まったきっかけとなったテスト

杉崎さん
これは5月の授業内テストなんですけど、たまたま大阪大学の問題を扱っていて。
その時、大学院入試の人も含めてクラス30人くらいいる中で2位という結果を取ることができて、先生からこの言葉をもらったんです。
そこで
あー、私も目指してもいいんだなーって思えました
このテストは思い出に残る1枚で今でも大切に保管しています。

やっちゃん
5月に大阪大学の問題とたまたま巡り会い、好成績。
神様が本気で目指してみろって背中を押してくれている気がしますね。
このコメントも泣けてくる。いい先生!
 

逃げ道を無くす工夫

東進の同期スタッフとの1枚

やっちゃん
受験で失敗して、大学で頑張る!と意気込む人も大学の雰囲気にのまれて、気づいたら4年生。
みたいなことも少なくないと思うんです。
杉崎さんがそうならないために工夫していたことはありますか?
 

杉崎さん
そうですね、逃げ道を無くすために大学が楽しくならないようにすることは意識していました。
入学当初から大学では友達を作らないって決めていて、一人で大学の授業も受けてました。
そもそも友達がいなかったら遊びも誘われないし、いいかなって。
リスキーな判断だったけど、どうせ2年間で武蔵野大学からはいなくなるんだからって割り切って自分に言い聞かせてましたね。
 

やっちゃん
それだけ割り切れるのは、入学前にしっかり自分と向き合って、その悔しさについて言語化してきたからですね。
改めて自分と向き合い、内省する機会は大切だなあと感じました。
杉崎さん
正直、かなり辛かったですが、東進のスタッフとは仲が良かったので彼らにはいつも支えてもらいました。途中からはみんなと遊ぶことによる快感よりも、テストの成績を見る度に大阪大学に近づいているということを実感できてそっちの方が快感だと気づくことができました。
やっちゃん
受験での小さな悔しさの一つ一つを忘れられなかったからこそ、目指した大学に何が何でも受かることが1番の快感だって初めから知っていたのかもしれませんね。

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今週の大学生





小出紘大くん

明治大学 政治経済学科4年

2年の冬に「さみしい人/弱い立場の人をなくす方法を探るため、議員インターンシップに参加。
協賛企業だったMicrosoftの社員さんと話すなかで「自分のやりたいことはITでできる」と思いたつ。

3年の夏から4年の冬にかけて、Loco Partners、Origami、SUSANOO(Etic)にインターン生として参加。

現在は、SUSANOOで学んだ「最小仮説検証」「不完全でもとりあえずやってみる」ということばを胸に、パートナー事業の立ち上げ、恋愛メディアの製作に取り組む。




身近なロールモデルを見つけよう

あの人みたいになりたい、アドバイスが聞きたい、相談したい!そんな身近なロールモデルとなる先輩大学生を紹介していきます。


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ABOUTこの記事をかいた人

慶應大学に通う1995年生まれの4年生。学生時代は東進ハイスクールで担任助手として活動する。現在はがん細胞の転移を抑制するという目標の下、週6でタンパク質の研究をしている。NPO法人JUKEでもちょっとだけ活動。時間的にバイトができないので今はメルカリで生計を立てている。いらないもの募集中!通学時間が片道2時間かかるのでその時間でブログとメルカリやっている。